
そこで感じる危機感、他の自転車屋、業界が無関心なところ
『ライディングテクニック』
例えば…
車に乗れる = 普通自動車運転免許を持っている(教習所でトレーニングをしました)
1000ccのバイクに乗れる = 大型自動二輪運転免許を持っている(教習所でトレーニングをしました)
400ccのバイクに乗れる = 普通自動二輪免許を持っている(教習所でトレーニングをしました)
50ccの原付に乗る = 原動機付自転車免許を持っている(適性試験、学科試験、原付講習を受けている)
自転車に乗れる = コマなし(標準語では補助輪なし)に乗れる
最後だけおかしいのです!
道路交通法のお勉強もなくて、乗り方や特性のお勉強も無い
別に運転免許制にしろって話でもなくって、二輪車の特性を知らないままに乗ってる人が多いことに
危機感を感じるのです。
ロード乗りの方でよく聞く話題
『〇〇峠の下りの道の悪さヤバイよな〜、ブレーキで滑ったで』
『グレーチングの段差がやばい』
『路面の段差でこけた』
保険屋さんからよく聞く話題
『スポーツバイクの事故が多い(自転車の操作ミス等)』
『スポーツバイクで時速30kmをこえるスピードを出していたという確認をした場合には原付と同じ裁量で決済します。』
とかよく聞きます。
余談ですが、自転車の事故に関する裁判の判例がたまってきたので近年中に何らかの法的なアクションがあるようです。
といった事をよく耳にするのです。
今まで自転車で事故ったことないから大丈夫とか、そんなん知らんがなとおっしゃる方もいらっしゃると思います。
一度自転車をお持ちでしたら下記のことを一度やってみてください。(ロード、MTB問わず)
1、『駐車場の1区画の中でUターン(左右)、8の字ができたら最高。難しかったら2区画』
残酷ですが、2区画でできてなかったら乗れてません、1区画でできてたらすばらしいです!
意識は行きたい先の少し遠くを見る(視点を奥にする)。できてない人は大体前輪や、すぐ下の地面を見てます。
それとほぼほぼの方がハンドルにしがみついてしまっています。
あとは重心をニュートラル(BBの上に乗るイメージ)に乗せることがコツです。
その感覚が養われると片手離しでもできてしまいます。
2、『限界を知る為にタイヤがロックするかしないかのギリギリの急制動』
止まるまでの距離を縮めようとすると、自然とフロントブレーキが強くなるはずです。
制動力の強いフロントをかけると、荷重がフロントにかかる為リアのトラクションが抜けて
リアのタイヤがロックしやすくなるからです。
握力が弱くて…とかレバーが遠い…ということに気づかれるかもしれません(この練習をすると多々あり)
それに関しましては調整等で改善できますのでご相談ください!
実はこの上記の1番と2番はバイクの教習でやるのです。
この感覚があれば落車リスクを格段に減らせます。 事故にあう確立を格段に減らせるのです。
実は事故の検証の相談にのることもあるのですが、ライダーのスキルで事故の具合
ないし事故の有無すら左右します。
正直ACTWITHではお客様にそうなってもらいたくない、もっと自転車って乗れるところがあって
たのしいんだぜってことを知ってもらう為にも、練習会をしたりしています。
(8の字、オフロードでの停止からのクライムアップ、川原の石の上を走る等)
自転車に乗れる = コマなし(標準語では補助輪なし)に乗れる
ではなく、基本作動原理を理解し安全に乗れるになっていただきたいと思っております。
そして最後の最後、 『リラックスして乗る』 それが一番の安全運転です。
リラックスすることで回りが見えます、正確な判断や操作ができます。
そんなリラックス状態を作れるように練習できたらなぁと思います。
そして安全な自転車社会ができたらいいなぁと思います。
まずはACTWITHの周りから!